新たな価値創造を実現するダイバーシティ・マネジメント
Diversity
ゴールとKPI
2030年
- ゴール
- 多様な人材が強み・個性を活かして新たな価値を生み出し続ける組織を実現している
- KPI
-
- D&I研修受講率:100%(対象:連結)
- 従業員意識調査「多様性は私たちのビジネスで新たな価値を生み出す源泉になると思う」への肯定的回答率:90%
- 育休取得率:男性 100%、女性 100%
2024年
- ゴール
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進基盤を整備している
- KPI
- D&I推進体制の構築
- 取り組み
- カルチャー&ブランドディビジョン内にカルチャー推進グループを新設し、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進体制を構築
活動を通して貢献するSDGsゴール
考え方と体制
DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)に関する基本的考え方
当社では、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションを掲げ、1人でも多くの方が仕事をより楽しみ、創造性を存分に発揮できる社会を実現したいと考えています。
この実現には、ITの活用による効率化など、すべての人に「一歩先の働き方」を提供し、「働く」際に発生する世の中の課題を解決するための具体的なソリューションを提案・提供し続けることが必要です。
そのためには、私たち自身が、多様な価値観・属性を持つ人々が集まり、「楽しく働くこと」を通じて新たなイノベーションを創出することが必要であり、DEIはそのコアになる取り組みと考えています。
今後は、当社のミッション・ビジョンに共感した人材が集まり、働き方に対する価値観やライフステージの変化、国籍や性別といったバックグラウンドの違いなどに捉われずに、一人ひとりを尊重することでチームパフォーマンスを最大化し、新たな価値を生み出し続ける多様性を強みとする組織の実現を目指します。
DEI推進体制
当社は、代表取締役CEO直属のCEOオフィスを主管部署とし、CEOオフィスグループ長を推進責任者とする、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進体制を整備しています。また、2024年度にはCHRO直下のカルチャー&ブランドディビジョン内にカルチャー推進グループを新設し、カルチャーの醸成にむけた取り組みの一環としてDEIの推進に取り組んでいきます。
主な取り組み
当社では、DEIの推進にむけて、以下の活動を推進しています。また、2024年2月に中期経営計画を発表し、組織戦略を改訂したことを受けて、2025年9月までに中長期的な推進計画を再度策定する計画です。
DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進施策
- 時間や場所にとらわれない働き方の実現
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ライフステージに合わせた勤務制度の整備
- 短時間正社員制度
- フレックスタイム勤務制度
- 男女ともに家事・育児の参画促進
1. 時間や場所にとらわれない働き方
当社では、社員一人ひとりが業務の目的やライフスタイルに応じて働く場所を柔軟に選べるように、働く環境のアップデートを続けています。現在はオフィス出社を基本としつつ、在宅勤務やコワーキングスペースWeWorkの多拠点オフィスの活用を可能とすることで、場所や時間に捉われることなく、育児や介護と仕事との両立など、多様な働き方が可能な労働環境の整備を進めています。
2. ライフステージに合わせた勤務制度
当社では、社員一人ひとりがワークライフバランスを実現できるように、ライフステージに合わせて、勤務時間を選択できる制度を設けています。
短時間正社員制度
当社では、育児・介護に限らず、それぞれの目的に合わせて選択できる短時間正社員制度を設けています。この制度は、就業規則で定める所定労働時間を下回る働き方を正社員の雇用形態のままで、労働契約を結ぶことができる制度です。
この制度では、正社員と同様の福利厚生や各種手当が継続適用されるだけでなく、人事評価制度も正社員と同等に評価されます。これにより、フルタイム・短時間・短日勤務に関わらず、それぞれのライフスタイルに合わせたチャレンジやキャリア形成を可能としています。
フレックスタイム勤務制度
当社では、「フレックスタイム勤務制度」を導入しています。一人ひとりのライフスタイル・ワークスタイルに合わせて、自律的に時間を使うことができる制度です。
労働時間の制約を最小化し、家族団欒や家事、自己啓発や趣味、リラクゼーションなど充実した時間を過ごし、育児や介護と仕事の両立や、自己成長のための活動と仕事の両立、心身ともに健康な状態の保持など、社員一人ひとりの生活が豊かになることをサポートしています。
3. 男女ともに家事・育児の参画促進
当社では、出産・育児等のライフイベントを経ても性別にかかわらず活躍し続けられることが重要だと考えています。男女ともに、出産準備〜育児の期間にパートナーと家事・育児を役割分担し、互いが家事や育児以外の時間を過ごせることで、どちらか一方がキャリアを諦めることなく、お互いの時間を尊重できる豊かな育児生活を送ることが可能になると考えています。
そのため当社では、男女ともに育児休暇・育児休業を取得しやすい制度を整備しています。具体的には、従業員本人またはその配偶者からの出産予定報告を受けて、男女ともに育児休暇・育児休業を取得できるように、従業員とその家族に当社の「就業規則および制度の取得方法」「国や地方の各種制度」を案内しています。また、育児介護休業法に関するわかりやすい動画を案内し、出産準備から復帰までのイメージを持った上で希望の育児休業期間を申告できるようにサポートしています。
育児休業の取得実績
- 女性育休取得率
- 100%
- 男性育休取得率
- 75%
※ 2024年12月末時点
育児休業制度を利用したスタッフの声

自分が理想とする「母」としての生活と、キャリア・仕事の両方を実現するために、第2子出産後のタイミングで、働き方がフレキシブルなkubellに入社しました。フルリモートかつフレックス勤務という働き方に加え、担当しているIR業務も、年間を通してスケジュールがほぼ決まっているため、「この時期は差し迫った仕事が少なそうだから、子どもたちが喜びそうな予定をたくさん入れよう。学校の行事にも参加しよう」「決算発表の1ヶ月前は忙しいからおじいちゃんとおばあちゃんに頼もう」というように、家族とのスケジュールが組みやすく、助かっています。
家庭では、2人の息子それぞれの彼ららしい成長を一番に、好きなことや得意なことを応援しています。学校や習い事のサポートをしながら、一緒に遊んで、ご飯を食べて、小さな変化や成長を見逃さないようにいっぱい褒める毎日です。フレキシブルに仕事ができているので、一緒にいる時間をたくさん取れているのは本当にありがたいです。
経営企画ディビジョン IRグループIRチーム
金坂 加那子